オーダーメイドの結婚指輪・マリッジリングの彫金日誌です。taxonomy-blogu-php
こんばんは!
今日も朝から雨が降ったりやんだり。いやな天気でしたね。
そんな中、一組のカップルが来店されてマリッジリングを色々お見せしていました。ネットで当店のホームページをご覧になっての来店です。
この写真は当店のオリジナルマリッジリングなのですが、合わせるとハートが浮き出すリングです。メンズには羽の模様のポイント彫刻、レディスにはダイヤが3石埋め込まれていて、3石の中央はピンクダイヤでとってもかわいらしいリングです。お客様はこのリングを見て、「レディスだけ注文できますか?」と言われました。注文は構いませんが2本無いとハートでは無くなるのでは(^^;)
旦那様はリングを付けないそうです。しかし、ハートの片割れだけとは縁起も良くないような気がするので色々考えて後日ご来店する事になりました。
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こんばんは!今日もアップが深夜になりました。
今日は午前中にご近所の奥様が来られました。以前からリフォームや修理を良く頼まれる方で、今日はアメジストと淡水パールのネックレスを持ってこられて、そのネックレスを一度ばらして、1本の長いネックレスにして欲しいと持ち込まれました。その様子をご覧下さい。
こんな感じで淡水パールとアメジストを交互に間に入れるように組み合わせます。
両方の石が余らないように一度長く並べて、確認します。
並べた物を端から順にワイヤーに通していきます。
一つ一つ内職の様な感じで通していきます。両方の石には穴が貫通していますが、淡水パールの穴はとても細く、たまにワイヤーが通らない物があります。そんな場合は穴を大きく開け直して広げなければいけません。
そして、全てとおし終われば完成です!
長さが90cm程ある1本のネックレスの出来上がりです。夏の装いによく似合いそうな涼しげな感じのネックレスになりました。
午後には明日の鋳造に備えて地金の準備をしました。
明日の鋳造はいつものように朝一番で行う予定です。プラチナが1缶、ホワイトゴールドが1缶です。それぞれが結婚指輪のオーダー製品の物です。
最近は作業工程の紹介が多くて、なかなか完成品の紹介となりません。何組かの結婚指輪を平行して作業を行っているためです。
一番早く出来上がる予定の結婚指輪は今月末です。結婚式が7月5日なので特に急がねばなりません
もう少しでご紹介出来るのでお楽しみにしてください。
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今日はお昼頃に電気炉にセットした鋳造リングを夜10時頃鋳造しました。鋳造作業はいつもは朝一で行っていますが埋没した時間が遅かったので夜の鋳造となりました。写真は後日アップします。
それ以外に今日はペンダントトップの仕上げをしておりました。お客様にお預かりした六本爪で古いタイプのエンゲージリングをシンプルなペンダントトップにしたいと依頼を受けていた物です。最近は結婚指輪の依頼が多いのでリフォーム等はあまり受けていないのですが、店頭注文で2~3ヶ月掛かっても良いという以前からのお得意様のみ受けています。
この方の場合も2ヶ月ほど前に依頼を受けて今日仕上げをすることが出来ました。左がお預かりした指輪で、右がダイヤを入れてペンダントトップにするためのダイヤのシャトンといわれる物です。このタイプは店頭でもオリジナルを製作しているため、ダイヤの大きさに合わせて何種類かのゴム型を作っています。それでも仕上げまで2か月ほど掛かってしまいました。
ネックレスを通すための丸カンを溶接して、シャトンをキレイに研磨してから裏側に刻印を入れます。
次にひっくり返してダイヤを留める側を上にしてダイヤを留める準備をします。
ダイヤを乗せてみて傾きが無いように留まるかをチェックします。
不備がないようでしたので慎重にタガネで爪を倒していきます。タガネがダイヤにあたらないように慎重に・・・。
爪をヤスリで整えて再度キレイに研磨し、チェーンを通して出来上がりです。お客様には大変お待たせいたしましたが出来あがりです。ダイヤの大きさは0.507ctでかなりキレイなダイヤです。本日お渡しすることが出来ました。ありがとうございました。
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今日の朝、東北地方で強い地震があって大変だったようです。テレビはそのニュース一色でした。東北地方に知り合いは居ませんが結構震度が強かったようなので被害が心配です。もう何年も前ですが東京に住んでいた頃は地震が多かったので、当時はとても驚きました。記憶が曖昧ですが2~3週間に1回ぐらいは体に感じるほどの地震が起こっていたように思います。ここ四国は幸い火山もなく地震は少ないのですが安心は出来ませんね!
そのうち
【┣¨┣¨━━ン】 なんて来たらどうしよう!?来ないのを祈ります。(>_<)
さて、私の工房には電気炉があるのですが、その電気炉はお店の奥の部屋に置いて稼働させています。電気炉にはアフターバーナーという排煙を再燃焼させる機械を取り付けているのですが、ワックスを完全に燃焼させる温度(400℃)ぐらいの時にはどうしても少し煙が出てしまいます。その煙が部屋に溜まってしまうため、煙対策に換気扇を付けることにしました。
取り付けは自分でしようと思いヤフーのショッピングで換気扇を購入しました。窓に簡単に取り付けられる窓用換気扇です。
注文した次の日にすぐ荷物が着きました。家に居ながら買い物が出来るのでこんな便利なことはありません。私もネットでオーダーを承っていますが、当店のお客様も便利に思っていただいているのでしょうか?
窓に取り付けると言っても、電気炉のある部屋には普通の窓はなく、上下に開く窓付きのドアがあるだけなのですが何とかこの開閉するドアの窓に取り付けられないか色々考えて金具などを自作で作って取り付けました。結構しっかり固定でき、換気扇がついたままでもドアの開閉に弊害もありません。これで何とか排煙対策は出来そうです。
今日も2缶埋没の準備をしました。1缶はプラチナマリッジリング、もう1缶はホワイトゴールドのマリッジリングです。明日は、昨日埋没してあった別のマリッジリングを鋳造する予定です。
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5月からオーダーマリッジリングの注文が結構入ってきて「3Dモデリング→原型製作→鋳造」という作業に追われる毎日です。鋳造までの作業が一番大事なところなので、鋳造した物を仕上作業をする前に、次のマリッジリングのモデリングをしてから、まず、形にする作業に専念しています。素材もバラバラで最近はK18WGでの注文も増えてきました。
先日の日記で3DCADの画面をアップしていましたがワックス原型が出来たのでご紹介します。
ワックス原型をプラチナで鋳造しました。この写真は鋳造直後の写真でメンズのほうはかなり幅が広いリングなのですが、こういった幅が広く肉厚の物は巣が入りやすいので慎重に鋳造します。今回の鋳造はかなりうまくいきました。見てのとおり、鋳肌もかなりキレイです。
現在鋳造までこなして、仕上げ前の物が何点かありますが、このリングもかなりうまく鋳造できました。合わせるとハートが浮かび上がり、メンズには羽のモチーフが入れられています。このリングも作業はここまでで置いておいて、次のリングのモデリング作業に移ります。
プラチナでの鋳造がかなりあったのでストックしていたプラチナが無くなり、本日プラチナ地金とゴールド地金を発注しました。それぞれ30gずつの注文ですが、それでも昨今地金が高騰していることにより、結構な金額になります。巷では原油の高騰、北京オリンピック需要などで上がっていると聞きますが、オリンピックが終わると本当に地金が下がるでしょうか?いや、下がって欲しいです(^^;)
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昨日のうちに電気炉にセットしていた鋳造リングを朝一で2缶プラチナで鋳造しました。昨日ご紹介した分と合わせるとリングが9本になりました。それ以外に2組(4本)のマリッジリングのワックス原型を制作中です。電話での問い合わせと、資料請求も多くなってきました。今制作中のマリッジリングは8月ごろの完成予定なのでそんなに急がなくて良いのですが、なにしろ本数が多いのと、急ぎなどの仕事が入ってきた場合に対応できるように前倒しで進めております。
無事、プラチナでマリッジリングを3本と、エンゲージリング1本を鋳造しました。リング自体は巣もなくキレイに鋳造できたのですがこの2つのツリーの内、1つのツリーの湯口が変な形で固まっていました。
こちらがプラチナで鋳造したときの普通の湯口です。
そしてこっちが変な形の湯口です。どう言った条件でこうなったのかわからないのですが、何かの拍子で気圧が大きく掛かった感じです。
しかし、リング自体は全く問題ありません。こんな形の湯口になったのは初めてなので驚きましたが製品は無事で一安心です。
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徳島もとうとう梅雨に入りました。例年よりもかなり早めの梅雨入りのようです。6月は雨は多いのですが季候が良く、結婚式も多い季節です。この結婚式が多くなる季節にかけて2~3月ごろに結婚指輪の注文が多かったのですが、5月ごろからまた店頭、ネットなどで結婚指輪の注文が増えました。でも、ほとんどが次に結婚式が多い季節である10月、11月の予定の方からの注文です。中には来年の4月に結婚式予定の人もいらっしゃいます。当店のオリジナルマリッジリングを大変気に入っていただいて「この指輪しかない!」と言っていただき、早々とご注文いただきました。大変ありがたいお言葉です。
今日は先日埋没したプラチナマリッジリングを2缶鋳造し、ツリーから切り離して仕上げの作業にうつっていきました。ヤスリ掛けをする前にまず、巣や欠損部分が無いかマイクロスコープで確認し、あれば埋めていく作業をしていきます。
見てのとおり、矢がモチーフになったマリッジリングのモデリングをしています。二つの指輪はS字型にカーブしていて合わせると弓矢のモチーフが浮き出るマリッジリングです。S字のフォルムの場合リングを合わせるとモチーフがピッタリと浮き出るようにするのは少し手こずりますが正確にモチーフを合わせることが出来ます。
今日最後の作業ですが、明日も朝一でプラチナマリッジリングを2缶鋳造するので埋没リングを電気炉にセットしました。
この温度コントローラーには温度管理のプログラムを4つ登録できます。プログラム1がプラチナ用のメモリー番号です。この2缶を鋳造して、更にもう2組の注文があるので現在とても忙しく作業をしております。
そんな中、現在マリッジリングをご注文していただいているお客様からとっても喜ばしいお知らせを頂きました。ネットでご注文いただいているお客様なのですが、私も気になっていた問題が解決したようです。嬉しいお知らせを頂いて私も元気を頂きました。
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先日、神戸で開かれた国際宝飾展に行ったときに、レーザー溶接機を見てきました。この国際宝飾展は年に2度、1月にも東京で開かれています。今回の宝飾展は東京よりも規模は少し小さいですがそれでも開場はかなり広く、1日では全てのブースを見て回れません。私の場合商品の仕入れよりも加工機械などの方が興味があり、費用対効果をあまり考えずに目新しい機械を見ると欲しくなってしまいます。レーザー溶接機の場合も無ければ無いなりに彫金作業はできると思ってはいましたが、実際にさわってみて、試し打ちなどをしてみるとその性能の良さに惚れ惚れしました。やはり、今まで行ってきたガス溶接だけの作業は限界があると実感しました。アーク溶接機を持ってはいるのですが時間が掛かり、私のように連続した作業をする場合は力不足です。なのでレーザー溶接機の導入を前向きに検討していきたいと思います。現在スペックなどのわかる範囲で3機種の検討をしてみました。
【候補1】
まず最初に目を引いたのはこの機械です。卓上型で大きさも当店の設置スペースを考えると丁度良い大きさです。レンズ部分もライカ製で信用できるメーカーの物です。液晶コントロール表示も大きく見やすいです。
■スペック
最大パルス :40J
ピークパワー:5kw
パルス幅 :0.5-20ms
スポット経 :0.2-2.0mm
メモリー :有り
波形制御 :有り
重量 :50kg
【候補2】
ドイツ製のロフィンという機械です。世界的にかなり定評のある機械で信頼性もあります。元もと高価なメーカーのようですがこの機械は価格を落とした廉価版です。スコープ部分は中国製のようですが覗いた感じは視認性は悪くありませんでした。ただ、卓上型にしても大きすぎるかも(^^;)
■スペック
最大パルス :50J
ピークパワー:5kw
パルス幅 :0.5-20ms
スポット経 :0.2-2.0mm
メモリー :有り
波形制御 :有り
重量 :85kg
【候補3】
イタリア製の機械で3機種の中でも一番小さく、軽いです。パルスエネルギーは60Jと一番大きいのですが、ピークパワーが4kwと少しパワーが落ちるようです。レンズ部分もライカ製で信頼が置けます。価格を抑えるために、メモリーと波形制御が付いていません。この機能が無いのは加工作業にどう影響するのか?試し打ちをしましたが無くても良いような気もしますが・・・。
■スペック
最大パルス :60J
ピークパワー:4kw
パルス幅 :0-15ms
スポット経 :0.3-1.5mm
メモリー :無し
波形制御 :無し
重量 :30kg
ここで紹介する以外にも数機種あるようですが今回確認できたのはこの3機種です。おおよそこの中から選択しようと思っています。価格はみんなよく似た感じでスペックもよく似ています。候補3の機種はメモリー、波形制御が無い分少し値段が安いです。価格を取るか、機能を取るか悩みます。
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今日から暫定税率復活でガソリン価格が25円上乗せとなり160円前後となりました。
政治家の人は全く国民の事を考えていないと思います。道路整備などは無駄遣いをやめれば今までの財源で充分まかなえるのではないでしょうか?混乱させられたガソリンスタンドの方は皆さん憤慨しているようです。
ジュエリー業界ではピンクゴールドが流行っているようでピンクゴールドのリングが店頭でもよく売れます。店頭での在庫が少なくなってきたので補充のためリングを数点鋳造しました。
ピンクゴールドの鋳肌はYGよりもほのかにピンク色をしています。この後ツリーから切り離して磨きます。その間私はオーダーメイドマリッジリングのワックス作業をしました。
表面に細かいレリーフを入れたワックスの原型です。一緒にエンゲージリングの元になる原型もプラチナで鋳造するためツリーにして埋没します。
もう一つワックスで作ったパーツがこれです。バラの花なのですが3.5mm幅のリングに付けるため、かなり小さいパーツです。大きさは3.5mm×3.5mm位でしょうか。私の指と比べてみるとかなり小さいのが解ります。小さくても花びらはしっかり作っています。このパーツはK18YGで鋳造します。
当店のオリジナルマリッジリングをご注文いただいた方のマリッジリングが完成し、ケースに入れて受け渡しの準備をしました。
このように専用のケースに入れています。このケースはリングを1本づつリング差しに差してケースに入れるタイプなのですがリングサイズが小さすぎると入れられません。このためリングサイズの小さい方のマリッジリングはこのブルーケースとは違うケースに入れさせていただいています。
裏側の彫刻です。ダイヤモンド彫刻機で結婚式の記念日を数字で入れました。明朝体で少し斜体になったフォントです。この写真で解るようにこのリングを注文いただいたお客様はもうすぐ結婚式です。
末永くお幸せに!
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