オーダーメイドの結婚指輪・マリッジリングの彫金日誌です。single-diary-php
こんばんは!
今日は待ちに待っていた機械の搬入の日です。その機械というのはレーザー溶接機です。
国産高級車が一台買えるような金額でしたが、思い切って買っちゃいました。(*≧∇≦*)
私の場合、費用対効果はあまり考えていません!欲しかったので買いました!
一足早く機械だけ昨日の宅配便で届いておりました。
メーカーさんが機械の設置に来るまで箱を空けずにそのまま置いておいて欲しいとのこと。
そして、今日、メーカーさんが来ました。
箱を空けるとその奥にしっかりと梱包されたレーザー溶接機が見えます。
外国製のレーザー溶接機で、航空便でメーカー宛に機械が届き、動作テストをしてから、当店まで送られてきました。
溶接機を設置するために、スペースを確保しました。
黒い作業机の横に決めました。工房スペースはあまり広くないので設置場所にかなり悩みましたが、既存の機械類をあちらこちらに移動し直し、何とか出来たペースです。
メーカーさんと一緒に何とかこのスペースに溶接機を設置し、色々説明を聞いていました。
事前に、この溶接機用に200Vのコンセントを作ってもらっていたので配線の取り回しは簡単でした。
スイッチを入れると溶接機の背面についている冷却ファンが「ブーーン!」と回り始めました。
表示パネルにも明かりがともり、溶接室内にもライトがついて、中が明るくなりました。
早く、打ってみたくてわくわくです。機械オタクの血が騒ぎます。
そして、試し打ちの廃材を溶接室内にセットして、フットペダルを踏みます!
が、何の反応もありません! 「あれっ!」何度ペダルを踏んでもレーザーが当たって廃材にスポットが出来る様子がありません!(汗)
レーザーから目を保護するための電子シャッターは機能していますがレーザーだけが照射されていないようです。
メーカーさんは少し焦った様子で、電源を入れ直したり、設定を変えたり、色々やっていたようですがダメでした。
電源の200Vもきちんと来ているようですし、手の施せるべき所は全てチェックしてみましたがダメなようです。
この方、外国語も話せるようで、直接製造国に国際電話をかけて不具合を報告し、原因を解明しようとしていましたが製造元は溶接機をばらして中を見てみないと原因がわからないとのこと。今まで何台も設置してきたが、こんな事は初めてだそうで本人も焦りまくりのようでした。
かなりがっかりです。結局、そのまま機械はまた箱に梱包し直して、持って帰ってしまいました。
製造元に交渉して、すぐに新しい物を航空便で送らせるとのことです。1週間程度で日本に到着するらしいのでそれまでお預けになってしまいました。(泣)
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