オーダーメイドの結婚指輪・マリッジリングの彫金日誌です。single-diary-php
こんばんは!
オリンピックで熱い戦いが行われていますが、男子サッカーがアテネに続いて予選敗退が決まってしまいました。
私はサッカーが好きで代表戦はほとんどテレビで見ていますが、かなり残念です。(>_<。。)
オリンピックでは無いですが高校野球では、徳島県代表の鳴門工も負けてしまいました。更に(>_<。。)
さて、本題に移りますが今回ご紹介するのは以前少し製造工程(以前の製造行程)をご紹介しました結婚指輪の完成です。今回の結婚指輪はホワイトゴールドを鍛造で製作いたしました。鍛造とは、昔の鍛冶屋さんのように金槌で地金を叩いて作るという、職人の技を要する方法です。
こちらがデザイン画
シンプルなデザインですがご依頼いただいた二人に似合うようにリング幅なども選考して決まった物です。ご来店の際に、事前に調べた様々な結婚指輪の写真をお持ちいただき、実物と比較して選び抜いたデザインです。
【製造工程】
前回は地金をリング状に丸めたところまでだったのでそのつづきからです。
デザイン画にあるように指輪の両サイドを一段落とすために糸鋸でラインを付けていきます。曲がらないように慎重に!
糸鋸で引いたラインに沿ってヤスリで削っていきます。糸鋸での作業もそうですが、シンプルなだけに少しでも歪むととても目立つので、簡単そうに見えますがとても技術のいる作業です。
キレイなエッジが出るように慎重に削っていき、レディス、メンズ共にヤスリ作業が終わりました。
そうして、完成した結婚指輪がこちらです!一段落とした部分をつや消し仕上げにし、ラインのコントラストをハッキリ見せているので、カジュアルでシャープなイメージがします。
内側にはエンドレスに途切れなく繋がるようにお二人の名前と記念日を刻んでいます。
お渡しの際とても喜んでいただき、挙式を控えた幸せそうなカップルの笑顔を見ることが出来ました。
本当にありがとうございました。
末永くお幸せに!
オーダーメイド結婚指輪制作blog