オーダーメイドの結婚指輪・マリッジリングの彫金日誌です。single-diary-php
こんにちは
7月に入り、結婚指輪オーダーやら修理などで大変忙しくなっております。
6月に結婚指輪のオーダー品のお渡しが一段落して少し時間に余裕が出来たのでHPのリニューアルをしようと作業をしておりましたが、7月に入って秋に挙式予定の方のオーダーが立て続けに入ってきて、また忙しくなりました。その為、トップページが出来ただけで他のコンテンツページが手つかずの状況です。トップページだけアップしようかと思いましたが、コンテンツページの見直しを見越してトップページを制作していたので今アップしても不具合が生じます。
残念ながらホームページリニューアルは少しお預けとして、オーダー品の制作に専念しようと思います。
サーバーにファイルを送る際にFTPを使っていますが、どうしても送れなくて困ったことがありました。
FTPの設定で「PASVモードを使う」に設定しないと遅れない場合があると聞き、設定すれば送れることが解り解決したのですが、パソコンを新しく買い換えたので以前は何も設定しなくても勝手にチェックが入っていたのでしょう。
ここから彫金作業の様子ですが、石留めされていたダイヤがはずれてしまったファッションリングの修理です。
ご覧のように3つあるダイヤの内、真ん中のダイヤがはずれて無くなってしまったようです。
はずれてしまった部分の爪がすり減ってしまい、爪を作り直さないと再度石留めすることは不可能な状態でした。この写真はすでにレーザーで伏せ込みの爪の部分を盛っています。
この指輪はK18とプラチナのコンビリングで、ダイヤも留まった状態でバーナー溶接による修理は不可能です。もし、バーナーでやろうとすれば18金の部分が溶けてしまうか、ダイヤが割れてしまいます。レーザー無しでは爪を盛り直すことは不可能な修理です。
最初は爪がすり減って全然無かった状態でしたが、写真のように表面より上に突き出すようにプラチナ地金を盛り上げることが出来ました。
今回留め直すのは、ダイヤではなくルビーを選んでいただきました。どうせ修理するのなら、以前と感じを変えた物にしたいとのご希望です。
キレイに磨いて仕上げ直ししました。
今回のような修理はレーザー無しでは不可能なのでお店によっては出来ないと断る所もあるようです。レーザー溶接機は修理に限らず、不可能と思えるような作業が出来るので本当に重宝します。
オーダーメイドの注文が多数入っていてかなり忙しいので、ブログの更新がおろそかになるかも知れませんが出来るだけ更新しようと思っています。
オーダーメイド結婚指輪制作blog