オーダーメイドの結婚指輪・マリッジリングの彫金日誌です。archive-diary-php
こんばんは!
昨日から気温が下がり、急に寒く感じるようになりました。
いきなり、冬!とは言いませんが、ホントに秋を通り過ぎて冬のイメージです。
特に今日は朝から雨で、朝お店のシャッターを開けるときにすごく寒く感じました。
でも、このくらいで寒いと言っていてはホントの冬は越せないですね(^^;)
本日進めていた作業は、レディスとメンズが素材違いのマリッジリングの製作です。
こちらは、レディスで素材はプラチナ900です。一緒にエンゲージのシャトンも鋳造しました。
こちらはメンズで、素材はK18WGです。プラチナの値段も少し下がってきましたが、まだまだ金(ゴールド)よりは高いようですね。巣もなくキレイに鋳造できました。
この後、研磨作業に入りますが同素材のマリッジリングなら同時に研磨を進めていきますが、素材が違うため片方ずつ進めていきます。
プラチナ素材のレディスマリッジリング、仕上げ途中です。当店のオリジナルマリッジリングを細身にアレンジしてご注文いただきました。かつ、オリジナルには入っていないダイヤモンドを埋め込みます。その為の下穴を空けたところです。
このマリッジリングをご注文いただいた方はオーストラリアに在中している方で、海外からメールでご注文いただきました!10月の初旬ごろ一旦日本に帰ってこられるようで、10月の中旬には挙式のためまた海外に出発されるようです。
日本に居るうちにマリッジリングを受け取りたいとのことなので急ぎで作業を進めています。
必ず間に合わせますのでご安心下さい!
あともう少しで完成ですので楽しみにお待ち下さい(^^)
オーダーメイド結婚指輪製作blog
お久しぶりの更新となりました。オーダーメイドの製作と、オリジナルのマリッジリング、エンゲージリングのセットリングの製作を超急ぎで行っていたため、他の作業を控えておりました。
と言うのも、次回のブライダル情報誌の掲載に間に合わせるべく、作業を進めていたためです。新作の製作は、8月初旬ごろには掛かっていたのですがオーダーなどを優先した作業をしなければいけなかったため遅れてしまいました。
何とか完成し、誌面には間に合わせることが出来そうです。
作業手順を少しだけご紹介します。
マリッジリングを3モデル、エンゲージリングを5モデル作る予定ですがエンゲージリングは4モデルのみ先に完成させました。
原型などの製作にかなり手こずりました。
ダイヤを留めるシャトンと言われる部分を先に埋没して鋳造しました。
エンゲージリングの本体となる部分です。
リング幅、ラインの流れなど微妙な部分の微調整に時間が掛かり、一番キレイに見えるラインが出るまで何度も作り直しました。
サンプルを一気にシルバーで鋳造します。パーツを組み合わせてバランスを見ながら腕の太さ歪み加減などを調整します。
以前にも紹介しましたが、同時にマリッジリングの方も鋳造して何本か仕上げていきます。
セットリングなのでマリッジとの重なり具合なども見ながら慎重に仕上げていきます。
そして、ついに完成して写真を撮りました!
こちらは細身でひねられたフォルムが特徴で、ミル打ち飾りがアクセントとなった『Cheer』と言うモデルです。
ミル部分が紙吹雪で、ひねり部分を紙テープに見立てて、喝采を浴び、みんなに祝福されているようなイメージとしてリングを作りました。
こちらは少し「和」のイメージの『羽衣』と言うモデルです。
こちらも細身で羽衣のような柔らかいウェーブが特徴です。レディスマリッジリングには華やかなダイヤをライン留めにし、優美さをかもし出しています。メンズはトップをつや消しにし、和の唐草模様を彫刻しました。
エンゲージリングは、腕を少しシャープなラインに仕上げし、ダイヤのサイドにはポイントとして柔らかい布が舞っているような飾りを付けました。
エンゲージは実際に指に付けるとラインの美しさが際だち、指がキレイに見えます。
こちらはフェミニンな『Feather』です。
柔らかな天使の羽をイメージし、デザインの一部としました。レディスの羽部分はつや消しにして愛らしさを強調しています。
メンズは全て光沢仕上げとし、愛らしさよりもシャープさを出しています。
エンゲージはサイドにピンクダイヤをセットして、よりかわいらしいイメージにしています。また、流れるようなライン飾りが女性らしい柔らかなフォルムを作り上げています。
エンゲージリングはもう2モデル制作中ですが、後日ご紹介する予定です。
オーダーマリッジリングを何組か制作中のため、ホームページでのご紹介は少し遅れるかもしれませんがご了承下さい。先行して、ブログでのご紹介とさせていただきました。
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こんばんは
台風が接近中という予報が出ていますが、一向に本州方面に向かってくる様子はありませんね!
沖縄あたりをずっと迷走している状態で、台風の影響なのか雨が降ったりやんだりでハッキリしない天気が続いています。一応こちらに向かっているようですが、たぶんこの台風が過ぎれば一気に気温が下がった気候になりそうな予感です。
早い物で今年もあと、3ヶ月とチョット!残暑がないまま、一気に秋冬へ!といった事になりそうです。
当店は今年の11月でオープンから8年が経ちます。
8年前、当店の内装工事をしていただいた内装会社の息子さんのご結婚が決まったようで、当店に婚約指輪を見に来ていただけました。当店がオープンする前からお付き合いのあった内装会社さんでとてもお世話になった方です。
仕上げ前に指輪の内側に刻印を入れます。
そして出来上がりました。
ダイヤは0.31ctのVVS2 Fカラーです。カットはトリプルエクセレントカットのハート&キューピッドで、ほぼ最高の物を使用しています。新婦である彼女の好みはあまり派手でなく、シンプルな物がご希望です。
デザインは色々迷われたようですが、結局、ダイヤの輝きを一番引き立たせるオーソドックスな立て爪タイプのリングに決まりました。ダイヤがキレイなのでどのようなデザインでも美しく輝きます。
ご婚約おめでとうございます。本当にありがとうございました。
なぜか、秋には婚約指輪の注文が多くなります。
店頭でのダイヤの在庫も少なくなったので、近々発注する予定です。
オーダーメイド結婚指輪製作blog
昨日に引き続きレーザー溶接で作業をしました。
K18WGのマリッジリングを製作するのですがシンプルなデザインなので鋳造ではなく、鍛造で作っていこうと思い、指輪の溶接箇所をレーザーで作業します。
ホワイトゴールドの場合、地金を当店で調合したオリジナル素材を使用しているためロー材を使うと、ロー材の色目や硬度が違うので以前はガス溶接で共付けをしていました。
今回はレーザー溶接機があるのでレーザーでの作業です。
先日のプラチナリングと違い、幅の広いリングです。プラチナより若干溶解温度が低いためパワーと、照射時間を設定し、共付けをしていきます。レーザーで肉盛りして、先日も紹介しました表面のみなめらかにする方法で表面をならします。ご覧のように、溶接による引けはほとんど無く、キレイにならすことが出来ました。
実践することでパワー、照射時間、スポット経などを調節し、素材による最適な設定を見つけられます。
慣れてくるとかなり短時間で作業が出来そうです。パルスを大きくすると連続してレーザーを照射できるようになるのですが、素手で持っているとかなり高温になり火傷をしそうです。なので、ときどき口で「フ~、フ~」します。
コンプレッサーを繋いでラボ内の対象物に風をあてる装置が付いていますが、配管が面倒なので今は付けていません。そのうち繋ごうとは思っています。
この結婚指輪を注文いただいた方はかなり指が細く、左手薬指のサイズは3号です。
今まで、5号というサイズの方がいましたが3号とはおどろきです。実際4号を付けていただくとゆるかったので、間違いなく3号じゃないとぬけそうでした。
見た目は普通の女の子ですが、最近の人は骨自体が細いのでしょうか?
オーダーメイド結婚指輪製作blog
こんばんは!
現在新作のマリッジリングを製作途中なのですが中々はかどらず、少し先になりそうです。
9月に入り、オーダーメイドマリッジリングの相談が増えたのと、細かい修理などが入ってきているためです。
サンプルは何種類かの表面処理をするため同一の原型を2~3個ずつ作っています。
その中の一つのデザインです。今回は細身のフォルムでエッジ部分にミル打ちをしています。
こんな感じでミルを打つのも、ミルの大きさ、全周打つのかどうか、ダイヤは入れるか否か、色々考えて製作しています。実際に仕上がってみても気に入らなければ原型から製作をし直しています。そんなこんなで時間が掛かるわけです。
レーザー溶接機を使って、色々な加工を試してみました。
以前からのお得意様からK18でピアスを作って欲しいとの依頼があり、製作しました。
この所、結婚指輪の製作が忙しいので、お得意様であってもリフォームなどは断っておりましたが、日数は掛かっても良いと言うことと、簡単なデザインなのでお受けしました。
先端に直径2mmのイエローサファイアが付いたピアスを製作するのですが、パーツの組み立てを全てレーザー溶接でやってみました。
接合部分のアップです。ピアスの芯は0.75mm、爪は0.5mmです。
以前使っていたアーク溶接機では細かい部分の調節が出来ず、溶接箇所が引けてしまって細くなったり、他の箇所が溶けてしまったりしたのですが、レーザー溶接はさすがです。
溶接による引けがほとんど無く、細かい箇所もピンポイントで溶接できます。
レーザー溶接は共付けなので、ロー付けに比べ強度があり、他の部分の熱による変色などがありません。
また、ロー付け中に他の箇所のローが溶けて爪が外れる。と言ったこともありません。
こちらがピアスの出来上がり写真です。
プラチナ指輪のサイズ直しもしてみました。
これはマリッジリングなのですが、ロー付けよりも強度のあるレーザー溶接でサイズ直しをします。
以前はダイヤなど石の入っていない指輪は、ガス溶接で共付けしていましたが、ダイヤなどか入った物は共付けできません。なので、レーザーが無ければ出来ない加工です。
接合部のアップです。同一素材のプラチナで肉盛りをしていくのですが、最後にスポット経を大きくして、表面をなめらかに、ならすような処理も出来ます。この仕上げによってヤスリ掛け途中に盛りが足りずに凹んだ部分が出来た!
なんてことはありません。また、仕上げの手間も省きます。
以前のアーク溶接機でも共付けは出来たのですが、時間が掛かるのと、どうしても溶接スポットに引けが生じるので、かなり手間が掛かっていました。
アークでは肉盛りはV字にカットして肉盛りをしていくのですが、V字を広めにしないとアークが近い部分の地金に飛んでしまい、思ったように溶接が出来ませんでした。
レーザーならば、サイズアップの場合でもV字にせずに、アップ分の溝ですむので大幅に時間が短縮できます。
様々な溶接をしていくうちに、加工の質が大幅に向上するのは間違いないと確信しました。
オーダーメイド結婚指輪製作blog
こんばんは!
先日、あるお客様から頼み事があるので!と、ある頼み事をされました。
頼み事とは、仕事とは関係の無いことなのですが、それがうまくいったためお客様からお礼に「シラスの釜揚げ」と、おいしそうな食パンを頂きました。
「シラスの釜揚げ」というのはたしか、鰯の稚魚だったように思うのですが、その稚魚を炊きあげた物です。
炊かずに天日干しにした物を徳島では「ちりめんじゃこ」と言います。
かなりの量をいただいて、1kgと書かれていました。とても家だけでは食べきれない量です。
それにパンは、スーパーに売っているような食パンでは無く、パン屋さんの食パンです。
頼まれ毎と言ってもそんなにたいした事をしたわけでは無かったので、気が引けましたが、お客さんはとても喜んでいました。ありがたく頂きます!
まだお渡ししておりませんが、以前に当店のオリジナルマリッジリングをご注文いただいておりましたお客様の指輪が完成しました。そのお客様は長野県と徳島県の遠距離で、ロマンチックにもスキー場で知り合ったらしいのです。
オリジナルの雪の彫刻が入っているマリッジリングを気に入っていただき、彼が長野県から彼女の実家に来県されている際にわざわざ、当店にまで足を運んでくださいました!
そんなお二人が指輪の内側に刻んだメッセージが『 おなじ夢を ふたりで 』です。
色々考えられてこのメッセージに決定いたしました。お二人らしいロマンチックなメッセージです。
彫刻を入れるレイアウト等の打ち合わせをメールでやり取りしたのですが、私も昔は良く長野までスキーに出掛けた事をお話しすると、お二人が知り合ったスキー場の写真を送っていただきました。
【いつもより大きめの写真でUPしてます】
私も昔はスキーは大好きだったのでこの写真を見て、とてもスキーに行きたくなってしまいました!
この写真を見ていると本当に懐かしく、思い出します。
都会の中の雑踏を離れて、スキー場に行くとすごくのんびりし、風の音とリフトの「ピンポ~ン」と言うチャイムだけが鳴り響いています。その環境がとても好きで、スキーに行くたびに帰りたくなくなった事を思い出しました。
貴重な写真をありがとうございました。
オーダーメイド結婚指輪製作blog
こんばんは!
本日完成してお渡ししたマリッジリングのご紹介です。
当店オリジナルの雪の結晶彫刻を気に入っていただいて指輪に取り入れてオーダーいただきました。
全体のフォルムはシンプルにS字ライン、合わせるとハートが浮かび上がります。
それぞれに雪の彫刻を入れ、レディスには雪に似合う薄い水色のダイヤを入れました。
出来上がりがこちらです。彫刻がキラキラしてとてもキレイで目を引きます。
ダイヤはピンクと迷われていましたが、雪の結晶にはやはりブルーが似合うと言うことで薄いブルーダイヤを爪のない埋め込み留めで留めています。
そして、内側にはとてもかわいい彫刻を入れました。
レディスにはネコ、メンズにはサカナを彫り込み、二人の名前を日本語で彫刻しております。
お渡しした際に彼女から「とっても、かわいい~!すごく気に入りました!」とおほめの言葉を頂き、
とても喜んでいただけました。お客様に喜んでいただけると私もすごく嬉しくなります。
オーダーメイドのマリッジリングを製作していて良かった!と思える瞬間です。
末永くお幸せに!
□■お知らせ■□
先日、海外よりオーダー見積相談を受けた方がいらっしゃるのですが、どういった訳かメールが届きません。
本日、他のサーバーを介したメールアドレスにより、再送しております。届きましたでしょうか?
もし、届いていらっしゃらない場合はお手数ですが現在のメールアドレス以外のメールアドレスで連絡いただけないでしょうか。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
オーダーメイド結婚指輪製作blog
こんばんは
ここ数日、各地でかなりの雨量の雨が降っているようで愛知県などではかなりの被害が出ている様子。
テレビで家屋などが倒壊するなど、ひどい状況のようですが徳島では雨は降りますがそれほどではありません。
雨は降っていますが四国の貯水池である、早明浦では雨は少ないらしく降って欲しいところで降らないのです。
うまくいかない物ですね。
先日少しご紹介しましたが、新作マリッジリングを製作中です。オーダーメイドの合間を見つけて作業をしているので、作業が少しづつしか進んでいきません。
やっと、サンプルの原型が鋳造し上がりました。全体のフォルムを確認するためシルバーで鋳造しています。
キレイに磨いていき、細かい部分を確認していきます。
表面の仕上げ、細かいテクスチャーなど何種類かのサンプルを作って一番美しいフォルムの物を新作マリッジリングとしてオリジナルに加えていくつもりです。
3種類ほどを予定していますが、完成は9月中か9月末ごろになりそうです。
フルオーダーでマリッジリングを注文していただいた方の写真を飾るウェディングボードを作りました。
写真のフレームなど飾り付けは全て手作りで作ったのでプロのような仕上がりではありませんが結構かわいく仕上がったと思います。
壁面の大きなショーウィンドに飾っていますので興味があればご来店時にご鑑賞下さい。
オーダーメイド結婚指輪製作blog
こんにちは!
お盆が過ぎてからは、かなり涼しくなった気がします。夜もエアコン無しで床につけますし、昼間でも以前の様な暑さは感じられず、いきなり秋になった感じがします。
例年ならば9月になっても残暑がきびしく、暑かったような気がします。季節が心なしか前倒されているように感じるのは私だけでしょうか?
今回はデザインを描くための筆記具をご紹介します。
これはホルダーと言って製図などに使われている筆記具です。
シャープペンのような細い芯が入っているのではなく、2mmぐらいの鉛筆の芯が入っています。その芯の部分を尖らせて使います。
ホルダーは現在も使用していますが文具店に行ったときに、かっこいいデザインのホルダーが目に付いたので購入してみました。しっかりした重さがあり、グリップ部分の滑り止めも心地よく感じます。
新しいホルダーを使って色々なデザインを描いていきたいと思います。
今月初旬にレーザー溶接機を導入したのですが、他の作業が忙しく、練習する間があまり無かったのですが、
お客様がサイズ直しを持ってこられたので、レーザー溶接機を使ったサイズ直しを実践してみました。
大きなマベパールのK18リングです。
普通にガス溶接でも可能ですが、溶接による熱がパールにはあまり良くないのでこのようなリングの場合は、レーザー溶接が最適です。
サイズを大きくするため、リングを切り離し、間に母体と同じ、K18地金を挟んで溶接していきます。
最初に、母体のリングと間に挟んだ地金をしっかりと溶かし込みます。
すき間をK18のワイヤーで肉盛りして共付けです。
ローは一切使っていない共付けなのでキレイに磨けばロー目は出ないキレイな表面になります。
また、共付けは強度も出るのでサイズ直しをする場合はレーザー溶接が最適な加工方法です。
もう少し練習すれば短時間で作業が出来るようになることと思います。
今回のようなリングの場合、ガス溶接では共付けは不可能な作業で、レーザー溶接ならではの作業です。
オーダーメイド結婚指輪製作blog
こんばんは!
オリンピックで熱い戦いが行われていますが、男子サッカーがアテネに続いて予選敗退が決まってしまいました。
私はサッカーが好きで代表戦はほとんどテレビで見ていますが、かなり残念です。(>_<。。)
オリンピックでは無いですが高校野球では、徳島県代表の鳴門工も負けてしまいました。更に(>_<。。)
さて、本題に移りますが今回ご紹介するのは以前少し製造工程(以前の製造行程)をご紹介しました結婚指輪の完成です。今回の結婚指輪はホワイトゴールドを鍛造で製作いたしました。鍛造とは、昔の鍛冶屋さんのように金槌で地金を叩いて作るという、職人の技を要する方法です。
こちらがデザイン画
シンプルなデザインですがご依頼いただいた二人に似合うようにリング幅なども選考して決まった物です。ご来店の際に、事前に調べた様々な結婚指輪の写真をお持ちいただき、実物と比較して選び抜いたデザインです。
【製造工程】
前回は地金をリング状に丸めたところまでだったのでそのつづきからです。
デザイン画にあるように指輪の両サイドを一段落とすために糸鋸でラインを付けていきます。曲がらないように慎重に!
糸鋸で引いたラインに沿ってヤスリで削っていきます。糸鋸での作業もそうですが、シンプルなだけに少しでも歪むととても目立つので、簡単そうに見えますがとても技術のいる作業です。
キレイなエッジが出るように慎重に削っていき、レディス、メンズ共にヤスリ作業が終わりました。
そうして、完成した結婚指輪がこちらです!一段落とした部分をつや消し仕上げにし、ラインのコントラストをハッキリ見せているので、カジュアルでシャープなイメージがします。
内側にはエンドレスに途切れなく繋がるようにお二人の名前と記念日を刻んでいます。
お渡しの際とても喜んでいただき、挙式を控えた幸せそうなカップルの笑顔を見ることが出来ました。
本当にありがとうございました。
末永くお幸せに!
オーダーメイド結婚指輪製作blog